看護師の転職ナレッジ

【体験談】わたしが看護師として働きながら副業ライターになった理由

看護師ライター副業

一般的に看護師は、高給取りなイメージがあるかと思いますが、それはあくまで正規職員の話で、かつ夜勤をする場合です。

現実には、家庭の都合や体調面などから、フルタイム勤務や夜勤のできない看護師はたくさんいます。

この記事を執筆している筆者自身も体調の問題から限られた時間でしか働くことができません。そのため、フルで働ける看護師と比較すると、やはり収入はそれ相応なものとなっていまします。

もう少し収入が増えたらどんなに生活が安定し、楽になることか…そう考え模索すること数年。現在わたしは、看護師として働く傍ら「ライター」としての顔を持ち、二足のわらじで家計を支えています。

今回は、ライター歴5年の筆者が、本業である病院勤務と、どのように並行して仕事に取り組んできたのかについて、お伝えしてみようと思います。

もしも、この記事を読んでいるあなたが、病院勤務は身体が辛いし、家事や育児とのバランスがとれない、でも収入は増やしたい…そのような悩みを抱えているのであれば、看護師にできる副業「ライター」はいかがでしょうか。

おすすめの副業サービス

とりあえずライターをはじめますという方におすすめ
ランサーズ  

ランサーズでなかなか良い案件が見つけられなかった方におすすめ
クラウドワークス 

クライアントワークをしたくないという方におすすめ
サグーワークス 

看護師の副業が、なぜライター?

看護師がなぜライターに

まずは、なぜ筆者が病院勤務以外の収入を得ようとしたのか、副業を始めた理由についてご紹介していきます。

なぜ副業をする必要があったのか?
・ひとり親家庭のため、自分の稼ぎだけで子どもを育て上げなくてはならない
・持病があるため、割のいい夜勤ができない
・正規職員として働いているが、収入の上限がみえている
・病気が進行して病院勤務ができなくなったときに備え、別の収入源が欲しい
・自分で「創り出す」仕事に携わってみたい

これらの理由から、自宅でできる副業がないものかとネットで検索していたところ、パソコンで文章を作成する「ライター」「webライター」という仕事があることを知りました。

もともと本を読むことは好きでパソコン作業にも抵抗のなかった筆者は、これなら自分にもできるのでは?と思い、軽い気持ちでライター業を始めました。

看護師の資格を活かせる副業は、他にはないの?

ライター業の最大の魅力は、場所や時間に囚われず、自分の都合に合わせて仕事を進められることだと言えます。

しかし、看護師の場合、時給が高いので、同じ感覚でライター業をしてしまうと、かなりがっかりすることになります。

そう、単価が低いのです。

ライティングの報酬には、1記事数百円のものから何万円というものまでピンキリですが、少なくとも駆け出しライターが、いきなり単価の高い仕事を得られることは難しいでしょう。

ですから、はじめから高い報酬を得られる、また効率よく稼げると思っていてはいけません。

次の章では、筆者が見つけた看護師の資格やスキルを活かせる副業についてご紹介します。

看護師のアルバイト「ツアーナース」

看護師のアルバイトで知られているものの一つに、「ツアーナース」があります。

イベントに同行し、その間に体調不良を訴えたりケガをした参加者の対応をする仕事ですね。

筆者自身、子どもがサッカークラブに所属していることもあり、ツアーナースの存在は知っていました。

自分よりだいぶ若く、サッカーの大会に同行している割には足元はパンプスのバイトと思われる看護師を見たとき、正直(これなら私でもできるんじゃない…?)と思ってしまいました。

事実、ツアーナースのスキルや対応、仕事に臨む姿勢はまちまちです。

あるとき息子の出場したサッカー大会で、チームメイトのお子さんが膝の痛みを訴えたのに、「湿布しているならいいですね」と何もしてもらえなかったとのこと。

普段は優しいその子のお母さんが、その時は怒り心頭で救護室から帰って来たことを今でも覚えています。

少し脱線してしまいますが、スポーツ外傷には「RICE」が基本です。

Rest:安静
Icing:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上

この4つの頭文字をとってRICEといい、この対応を誤るとケガの治りが遅くなってしまうため、捻挫や骨折などが疑われるときには現場で行うべき一時処置です。

筆者は以前、病院からの業務命令で一般企業向けのファーストエイド講習を開いたことがあったため、最低限の知識として持っていました。

しかし整形外科の専門ナースではないので、詳しいことはわかりません。

ただ、当面の処置として「RICE」はしておくべきだと思い、とりあえず持っているものの中で救護室に行く前に簡単な対応をしていたのです。

その子のお母さんにアレルギーがないことを確認した上で湿布を渡し、お弁当と一緒に持ってきていた保冷剤で患部を冷やしました。

休憩時間中には極力足を挙げて加重をかけないように説明した上で、念のため救護室に連れて行くように促したのです。

ところが、お伝えしたようにお金をもらって仕事をしているはずの救護室のツアーナースが見事な塩対応だったため、お友達のお母さんは怒ったのです。

後日、そのお母さんからコーチ陣に苦情を訴え、金額に見合わないと話に上がったようです。

あれで日当いくらもらっていたのか…と考えると、ツアーナースってある意味“おいしい”副業ですよね。

その後、正式にサッカークラブから大会と合宿の引率をお願いされたのですが、息子が参加する試合のときで、かつ自分が役に立てることだけお手伝いしますね、とやんわりお断りしました。

当時筆者は正規職員として働いていた上に持病があったため、週5日フルタイムで勤務したあとに休日返上でアルバイトをしたら、体がもたなくなってしまいます。

それに、母親としての役目も果たさなければいけません。

日ごろ子どもを保育園や実家に預けっぱなしでしたから、これ以上子どもと離れることも避けたいと思ったのです。

そこで、やはり単価は低いけれども子どもとの時間や体調管理を優先して、副業ライターになることを決めたのです。

いくつかの副業を検討した末にライターを副業に選んだ理由としては、

・パソコンが手元にあった
・ペンネームを使えば、職場にばれない
・資料(参考書)は手元にたくさんある
・看護系の記事作成にしぼれば、改めて勉強する必要がない
・もし勉強や調べる必要があったとしても、復習や自己研鑽になるので損にはならない
・自分の文章力を試したかった

これらの理由から、決して単価が高いとはいえないけれど、副業としてライターを選んだのです。

ライターをするには、どんなサービスが良いの?使った結果は?

ライターサービスライター業を行うにあたり、初心者の筆者は記事を作成して欲しい人(クライアント)とライター(ランサー)とのマッチングをするサイトを利用することにしました。

初めて登録したのはランサーズで、こちらは今でもお世話になっています。

手が空いてしまったときには、同様のマッチングサイトであるクラウドワークスやサグーワークスにも登録し、安定的に仕事の受注を確保しようと模索した時期もありました。

更にネット上で「ライター募集」と検索し、いくつか個人的に出版社などへ応募してみたこともありました。

しかし、編集作業に関する経験やスキルのないことや作業時間が副業レベルではなかったり、携帯に何度も電話がきたこともあって断念しました。

やはり副業レベルのライターはマッチングサイトを利用して、内容や納期・報酬から自分に見合うものを選ぶ方がベターですね。

報酬の受け取りに関しても、各クライアントに個別の銀行口座を伝えることなくすむので安心です。

これは、実際に痛い経験をしてわかったことです。

個人的な感覚ですが、筆者の経験からのお勧め度は、以下の通りです。

ランサーズ    
クラウドワークス 
サグーワークス  

ランサーズは、ライターとして仕事をし始めた当初からお世話になっています。

クラウドワークスはここ数年活用させていただいており、この2社はフリーランスを応援するサービスがたくさんあります。

しかし、報酬から2割引かれてしまうのが痛いので、1つ原点して☆4つです。

どちらのサービスも初心者の人でも利用しやすいと思いますが、個人的な意見としては、はじめて使うのであればランサーズの方が良いと思います。操作がわかりやすく、シンプルなので、そこまで戸惑わずに使えたのをよく覚えています。

クラウドワークスは案件数が豊富なため、もしランサーズで仕事が見つかりそうにない場合に利用するなどで使い分けると良いと思います。

ランサーズ

ランサーズ

公式ページはコチラ

クラウドワークス

クラウドワークス公式ページはコチラ

サグーワークスは、当時しつこく修正を求めるクライアントに悩んでいたとき、「クライアントとの直接のやりとりがない」との記載を見て、登録をしました。

しかしライターのスキル(看護師資格やライター歴)関係なく、最初は初心者コースの仕事しか受けられないため、結局使わずに現在に至ります。

金額の交渉や納期の相談など、クライアントワークをしたくないという方にはおすすめと言えます。

サグーワークス

サグーワークス

公式ページはコチラ

マッチングサイトは他にもたくさんありますので、自分の使いやすいものに複数登録しておくと受注待ちの時間を減らすことが可能です。

ただし、よい仕事をしても評価が分散してしまったり各社のシステムを覚えなくてはならないデメリットもありますから、登録もほどほどにしておく方がよさそうです。

おすすめの副業サービス

とりあえずライターをはじめますという方におすすめ
ランサーズ  

ランサーズでなかなか良い案件が見つけられなかった方におすすめ
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クライアントワークをしたくないという方におすすめ
サグーワークス 

ライター業は、思ったより楽じゃない?はじめての副業でとまどいの連発

ランサーズに登録した筆者は、医療系の記事から開始することにしました。

といっても、いきなり「月〇万円稼ごう」という大それたものではなく、将来的に一つの収入の柱となってくれたらいいなと思っていたくらいです。

ですから、始めた当初は1記事数百円という低い単価でのスタートで、今よりも単純な作業だけの依頼を受けていました。

自分の知識を活かしてスキマ時間でお小遣いを得られるのですから、当初はなんてありがたいんだ!これだけで生活していけないか、と思ってしまったくらいです。

しかし、世の中そんなに甘くはありません

まず、看護師として伝えたいこととクライアントが必要としていることには、大きな温度差があることです。

内容が浅くても読みやすさと目を引くようなタイトルを求められ、戸惑うこともしばしばありました。

伝え足りないと思っても文字数の制限もありますし、クライアントの希望に沿わなければ、いくら修正しても作業が完了しないのです。

時に修正は、元の文章を作成するより多くの時間と手間を要することがあります。

クライアント側とどんな記事にするかイメージを共有できていないと、構成から手直しが入ってしまうこともあります。

疾患の説明など専門知識の詰まった記事の割に、修正まで含めると報酬が時給換算で100円・200円なんてものもありましたね…。

また、今まで営業をしたことのない看護師にとって、どんな仕事をどのペースで受注するかも悩ましいところ。

ライター業5年目に入った今でも、日々悩みながら続けています。

筆者が体験した副業ライター6つの“困ったこと

・検索エンジン対策(SEO=Search Engine Optimization)のため、煽るようなタイトルや記事を求められた
・受注してから、内容が医療従事者だからこそ勧められない商品紹介(薬の個人輸入やサプリメントの記事など)の依頼だとわかった
・予想したよりも修正期間に時間がかかり、次の仕事と納期が重なってしまった
・納品してから連絡が途絶え、2週間放置された
・安価な仕事でも、プロ級のキャッチコピーや画像の選定まで求められた
・子どもが急に熱発して作業時間を確保できず、睡眠時間を削って作業をした

納期を守るために深夜にライティング作業をしことも、数えきれないくらいあります。

これなら残業1時間した方がよっぽど割がいい…何度も思いましたが、筆者が副業を始めた理由のひとつに給与以外の収入源を作ることがありましたので、将来のためと思って続けました。

病院勤務中も帰宅してからも時間に追われる毎日でしたが、副業のよさは自分や子どもが病気のときでも仕事ができることです。

とくにインフルエンザにかかって自宅安静になったときに、体を休めながらでもできる仕事があることに感謝しました。

ライターだけで生活することは難しいけれど、収入の柱としては間違っていないと実感したのです。

ライターとして成功するためのコツって、ありますか?

ライターという仕事が一般の主婦にも受け入れられるようになりwebライターの数も増えてきました。

そして、一つ一つの記事単価は以前より安く、質より量のコンテンツが求められているように最近は感じています。

しかし、私達には多くのライターに埋もれないだけの強力な武器があります。

それは、「看護師」という国家資格と知識・経験です。

ランサーズやクラウドワークスには必ずプロフィール欄がありますので、そこに看護師資格を登録しておくと、医療関係の依頼を出したいクライアント側からお誘いを受けることができるようになっています。

更に、これまでの評価実績が高くなると、次の仕事につながります。

芸能記事と同じような単価で看護師としての記事を求めてくる場合は、記事に対する評価も低いので要注意ですが、逆に専門家の執筆する記事に対して高い価値を見出してくれるクライアントに出会うことができると、気持ちよく仕事ができるでしょう。

実際に仕事を受注する際のコツとしては、新規のクライアントからはいきなり10記事などのまとまった単位で受けず、数記事分だけ「お試し」で受けることですね。

やりとりする中でメールの文面や納品時期について一方的なクライアントは、初回の仕事を終えたら終了にしてしまいましょう。

そうすれば、ライター側に悪い評価はつきませんし、あとから修正の嵐に巻き込まれることもなくなります。

また、筆者はあまりにも細かいマニュアルのあるクライアントの依頼も注意しています。

マニュアルがあること自体は悪いことではありませんが、細かすぎるマニュアルは記事にオリジナリティを出すことが難しく、マニュアルを覚えることに時間をとられてしまうからです。

特に「このフォームに入力してください」という案件はおそらく誰でもできる“作業”ですので、極力避けるようにしています。

これは、ただ筆者が原稿料を得るだけではなく、自分を認めて欲しいというわがままでもあるので、一概には言えません。

しかし、量産型の記事よりも自分にしか書けない記事を大切にしてくれるクライアントとのお付き合いを長くしたほうが、楽しく続けられる上に質のよい記事を作成できると思うのです。

しかし、仕事内容にこだわりすぎるとライター業はできません。

クライアントあってのライターだからです。ですから、ほどほどにしておきましょう。

だんだんライターという仕事に希望が無くなって来てしまったかもしれませんので、ここで、あなたがライターに向いているのか下のリストをチェックして考えてみましょう。

あなたがライターで成功できる可能性はどれくらい?

コツコツ作業することには自信がある
約束の時間(納期)を守れる
自制心がある
パソコン作業が苦でない
調べものが苦でない
文字に触れることが好き
自分の自由に使えるパソコンがある
家にいなければならない理由がある
看護師としての経験と研鑽を積んでいる
新しいことに挑戦してみたい

あなたはいくつあてはまりましたか?

多ければ多いほど、ライターで成功する可能性が高いでしょう。

ただし、必ずしも副業が必要なのか、それもライター業でなくてはいけないのかはよく考えることが必要です。

最初から高い報酬を得られるわけではありませんし、失敗や挫折をすることだって、必ずありますから。

副業として、現在の収入はどうなっているの?

副業は、あくまで本業あってこそ。

本業と家事育児の合間を縫って、無理ない範囲でしか仕事は受けない。

これが、筆者のライター業を始めてからずっと持ち続けているポリシーです。

数年たつと、受注する数は少なくてもコツコツ続けた結果、少しずつ固定のクライアントから継続的に依頼をいただけるようになりました。

1人のクライアントとの付き合いが長くなるとどんな記事を求めているかわかりますし、記事作成に当たってのルールは頭に入っているので、作業ペースも上がります。

次の仕事を探す期間も削減できるため、生活に上手に組み込んでいくことができるようになりました。

一時期は、毎日帰宅後に1時間半ほどの作業をして、月に10万円以上にのぼったこともあります。

ところが、世の中うまくはいかないものです。

ライター収入が10万円を超えて数か月たったころ、とある問題が起こります。

2016年に発覚した、DeNAが運営していた健康情報サイト「WELQ」によるまとめ記事の事件です。

なんの知識もない一般人が、癌など命に係わる医療関連の記事を記事作成マニュアルに沿って量産していたものです。

一般のニュースにも取り上げられましたから、記憶に新しい人もいることでしょう。

WELQの問題は、

①内容が命に係わる問題であったこと
②専門外のライターと知っていて作成させていたこと
③記事に使用する写真や文章自体も、他サイトからの無断転載であったこと

にあります。

筆者は、看護師として得た知識や手元にある医療の専門書を参考に執筆していましたし、自分の知らないことはお断りしていましたので、文章としては拙い面があったとしても間違った知識を植え込むような記事は作成していません。

正直なところ、大量増産のWELQと同じように受け取られるのは心外でした。

しかし、一般の読者には専門外のライターと看護師ライターが書いている記事の違いはぱっと見ただけではわからないので、仕方がありません。

このWELQ事件から一転して、webの世界から医療系の記事が少なくなってしまいました。

依頼あってのライターですから、そこから収入は激減の一途をたどります。

それまでお断りしていたのが嘘のように、今度は依頼待ちの状態です。

そこで、今度は録音した音声を文字に起こす「文字起こし」や、趣味で行っていたスポーツ、また周囲にこっそり取得したファイナンシャルプランナーの方面に範囲を広げました。

病院に勤務していない時間でも生産的な活動ができることに、筆者はライター業の魅力を見出していたため、どうにか続けたかったのです。

結果的に文字起こしは作業による腕や目の疲れ・肩こりがひどく、納期も短いものばかりのため撤退しました。

現在は看護に関するものやファイナンシャルプランナーの資格(周囲にこっそりとりました)を活かせる記事で、反りの合うクライアントと自分も読者もためになる仕事だけに絞りました。

持病の悪化した現在はかなり作業ペースを落としていますので、直近1年間のライター収入は月に1万円代から10万円超まで、大きなばらつきがあります。

逆にこれがよいところで、自分の調子に合わせて受注数を調整することができるので、副業なら病気や子育てがあっても、自分なりのペースで続けることができるのです。

副業ライターを続ける5つのコツ

1.どんな仕事も一つずつ丁寧に、顔が見えないからこそメールは誠実に送ること
2.本業の糧(勉強)になる仕事を選ぶこと
3.家庭(育児)とのバランスを優先すること
4.副業の収入を生活費の柱にしないこと
5.体調管理に十分注意すること

筆者は常にこれら5つのポイントを意識して、現在も副業ライターを続けています。

副業ライターの具体的な収支目標や、今後の目標は?

結果から言ってしまうと、筆者は副業の目標金額を立てないことにしています。

なぜなら、病院勤務でいただくお給料とは全く異なり、金額のばらつきが毎月大きいから。

調べものやクライアントとの連絡や修正が多くて20時間かけてようやく1つの記事を仕上げることもあれば、今までの知識を活かして数時間で同じ文字数を作成できる仕事もあります。

また、1記事10,000文字と指定されるものもあれば1000文字で10記事ということもあり、記事数が多くなればそれだけ構成やタイトルの考案、調べることも増えます。

結果的に同じ10,000文字の依頼でも、時間と労力は全く異なってしまうのです。

逆に、単価は安くても自分がやりたい!と思った趣味関連の記事は受注することもありますね。

ライター収入は、時給換算すると100円・200円程度にしかならないものから、5,000円を超えるような作業までまちまちです。

ですから、ライター業で得た報酬はありがたく使わせていただきますが、あくまでも「あったら家計が助かるな」「今月のお小遣いが増えるな」「子どものサッカーの合宿代になったな」程度にしておくようにしています。

過去には筆者も毎月○○社からの依頼が〇万円分で…なんて、捕らぬ狸の皮算用をしていた時期もありましたが、大口案件をくれる会社が手を引いた場合、翌月から収入が急にゼロになってしまうこともあります。

仮に月10万円の仕事をいただいていたとしても、記事を載せる予定のサイト運用の中止・撤退をクライアント側が決定すれば今後の依頼はなくなります。

フリーのライターというのは、使いたいときだけ使えることに、クライアント側の最大のメリットがあります。

それを受け入れた上で、ライター側もできるときにできる分だけの仕事をするというスタンスでいることが大切なのです。

最近はYouTubeから動画を探して記事内に入れるように指定されることもあり、動画を検索しているだけで時間が過ぎてしまうケースもあります。

ライターに写真撮影や画像・動画選定まで全ての作業を求める案件も多くなっていますので、1記事の単価が少し高いからといって飛びついてしまうと、痛い目にあうこともあるので要注意です。

看護師が副業としてライターをするのなら報酬も大切ですが、その仕事が本業に活かせるものにしぼっておくほうが安全です。

パソコンなどの初期投資をせずにすむ場合はあなたの時間を使っただけで損にはなりませんし、仮に報酬が低かったとしても、その中から本業に活かせることを学べたなら万々歳と思うことができるからです。

筆者もそのようにして、

苦手な検査データの理解
特定の疾患の理解
Word、Excel、PowerPointの基本操作
ブラインドタッチのスピードアップ
Dropboxやチャットワーク、GoogleドライブなどのIT関連サービスの使い方

を学んできました。

電子カルテの入力を始め、会議の議事録の作成や勉強会の資料作りやマニュアル作成など、看護の世界でもITは切れないものになっています。

それをお金をいただきながら学ぶことができたのだから、ムダな時間を過ごしたことにはなりません。

これからも編集やITスキルをもっと磨きたいと思う反面、やはり本業での勉強も尽きることはありませんので、どのようにしてバランスをとっていくかを考えているところです。

ワードプレスやブログ・HP作成を自身で行うことができたら、もっと健康や正しい医療機関との付き合い方などを患者目線で多くの人に伝えたいと思っています。

また、ひとり親家庭でもあることから、同じ立場のお母さんやマネーリテラシーの低い人たちに向けて、ファイナンシャルプランナーとしてお金との付き合い方や困ったときに活用できる公的社会保障制度などの説明も、自分から発信できたらいいなと思ったりもしています。

まだまだ遠い先のことですけれど。

二次救急・三次救急の現場でバリバリに働く人
グループホームなどで、高齢者の生活支援に携わる人
訪問看護をして、一人一人の患者と向き合う人
完治の見込めない患者の緩和ケアに励む人
健康の維持・増進に対する啓蒙活動にやりがいを見出す人

いろいろな看護師がいます。

しかし、いつ・どんなことがきっかけで働き方が変わるかわかりません。筆者も、病気を抱えたことで方向転換を図りました。

副業ライターをするのであれば、自身の可能性や活躍の場を広げられるように活用することが、上手な副業の取り組み方ではないでしょうか。

これから副業をする人に向けて~先輩ライターからのアドバイス~

あなたが今、何らかの理由で看護師の資格を活かしきれていないと感じているならば、副業ライターを検討してはいかがでしょうか。

パソコン1台あればすぐに始めることのできますし、自分の作成した記事で報酬を得ることができる、自分の記事を必要としてくれる人がいると思うと、病院勤務とは違った充実感を得ることができます。

働き方の多様化している現代ですから、「看護師は病院で働くもの」という固定観念を外して良いと思います。

ただし副業として始めるのならば、「本業あっての副業」だと自覚することが前提です。

実務経験を積まなければ看護師独自の記事は書けませんし、無理に仕事を受注してしまうと睡眠不足に陥って体調管理ができず、本業に支障が出てしまう恐れもありますから。

そして、副業ライターを始めると、営業もせずに毎月決まった金額をいただくことができる本業のありがたさにも、気付くことができるでしょう。

重要なことなのですが、副業で仕事をする場合には家族の協力が不可欠です。

それでさえ看護師としての勤務の隙間時間にやらなければならない家事・育児がありますからね。

ひとり親家庭である筆者は、常に時間に追われていました。

子どもが寝たらすぐパソコンに向かうことができるよう、子どもの相手をしながら家事を効率よく片付けるように努めました。

副業の作業時間を確保するために子どもを実家に預けるわけにもいかず、時間の工面にはだいぶ苦戦しましたね。

しかし、ライターを始めた当時は保育園児だった息子も小学校高学年になり、最近は「今から〇時まで仕事させて」と言えば、作業の邪魔をすることはありません。

サッカーの引率などの時間は守るし、この副業収入がサッカーの合宿費になることがわかると、とてもよき理解者となってくれたのです。

少し咳込んでいたり調子の悪そうなときに

「俺のためなのはわかってるけど、調子悪いなら今日は寝たほうがいいよ。」

なんて言われると、ホロリと来てしまいます。

そして、よし頑張ろう!と思えるのです。

もうひとつ、会社員とは違い副業をするには、税制面での勉強も必要です。

年末に出す年末調整は病院の事務方がやってくれるので、結構アバウトに記入しても大丈夫…と思っている人も多いはず。

しかし、副業を始めたら自分で経費の計算をし、確定申告する必要があります。

これらを踏まえた上で、ライターという仕事に魅力と可能性を感じるのなら、あえて本業をペースダウンして非正規(パート)になり、ライターと病院勤務を掛け持ちにするという手もありますね。

夜勤や配置転換・委員会・研修などを強要されることも減るでしょうし、うまくいけば減ってしまった収入を埋めることも可能でしょう。

そして、子どもとの時間を増やし、体に無理のない範囲で働くことができれば、看護師としてのキャリアも継続させることができます。

何らかの理由で副業を検討しているのであれば、ライター業はおすすめである

日頃病院など組織の中で勤務することが多い看護師にとって、副業と聞いてもピンとこない人もいると思いますが、これまでの知識や経験を文章にする副業ライターなら十分可能です。

ただし、楽な道ではありません。

そもそも看護師は一生勉強が必要ですし、よりよい看護にゴールや完成はありませんから、本業に突き進む生き方も十分素晴らしいですよね。

その方が費用対効果が高いでしょうし、社会からも認められてそれなりの立場を得ることも可能です。

しかし、看護師といってもみな同じ価値観や体力・家庭環境ではありません。

頑張り続けられる人ばかりではなく、自分のペースで働きたいという人には一歩引いたところで看護師のスキルを活かすことのできる、副業ライター業という方法もよいのではないでしょうか。

時間や体調管理を始め確定申告や税金の納付も全ては自己責任になりますので、いくら副業とはいえ中途半端な気持ちで始めないことは大切ですが、筆者も日々看護師としての自己研鑽も怠らぬよう、自分を戒めながらライター業を続けています。

おすすめの副業サービス

とりあえずライターをはじめますという方におすすめ
ランサーズ  

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クライアントワークをしたくないという方におすすめ
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ABOUT ME
まさ
まさ
看護師18年目の30代女性です。 看護学校卒業後、公立の総合病院の脳外科・呼吸器内科病棟に勤めるが体調を崩し、4年目で外来に異動。10年目に個人病院の外来勤務へ転職し、現在は週3日勤務のパート勤務にダウンシフトし、なんとか看護師としてのキャリアを継続中。 持病ありながらも、マラソン・ロードバイク・バドミントンを趣味で続けています。