看護師の転職ナレッジ

【体験談】20代で看護師を辞めたいと悩んでいる人に今伝えたいこと

「看護師の仕事を今すぐに辞めたい…」「職場でのトラブルや人間関係に我慢できない…」

もしかしたら今まさに苦しんでいらっしゃるのかもしれませんね。

この記事を執筆している筆者は今年で19年目となる30代の現役看護師です。

看護師を長く続けてきた私は新人時代は周囲から「出来損ない」と言われ続けていました。当時は毎日が辛くて、生きているのか死んでいるのかわからない状態でした。

これまで何度辞めたいと思ったのか分かりませんが、それでも転職は1回だけ、看護師という仕事から離れた(離職した)期間は産休と育休を除いては、転職時の3週間だけです。

今回の記事ではそんな筆者の経験をもとに「看護師を辞めたい」と思っている20代のあなたに向けて、看護師を辞めるメリットやデメリット、体験談などについてご紹介していきます。

この記事をお読みの方の中に、看護師を辞めて他の仕事も考えてみたい…そう思っている方はぜひこの機会に「元看護師から営業へと転身した私が語る、看護師から他職種への転職とは」も合わせてお読みください。

看護師を辞めて、第二の人生として営業職を選んだ元看護師のお話です。

仕事は看護師だけではありません。あなたはあなたの思うような道を進めば良いのです。失敗しても良いと思いますし、看護師として復帰したければいつでも復帰できるのが看護師の特権です。

ぜひこの機会にあなたの今後の人生についてゆっくり考えてみてください。

もくじ

看護師を辞めても資格があればいつでも復帰はできる

あなたが勤務されている病院で、同僚の看護師が出産・家事を理由に退職したというケースをよく見るのではないでしょうか?

筆者も病棟勤務をしていたときには、産休と同時に退職したり、家事・育児に専念するからと辞めていく同僚を数えきれないくらいに見送ってきました。

ところが、総合病院の病棟勤務を外れた人達はその後、復職する割合も多いのです。その大きな理由としては、経済的に専業主婦で居続けることが難しいという点が挙げられます。

いまの時代、夫ひとりの給料でマイホームにマイカーを持ち、子どもに十分な教育を受けさせて…なんて家族全員を養える十分なお給料をもらっているか、十分な貯蓄が無い限りは難しいでしょう。

ですから、仕事のペースを一時的に落としたり、離職しても5年・10年経って現場に復帰する人が多いのです。

筆者が看護学校の同窓会に参加したのは、看護師として15年が経ってからでした。当初の就職先に残っているのは独身組のほんの数人だけ。

子育てを理由にクリニックや総合病院でのパート勤務者が大半を占めましたが、なかには保育園の先生になっている同期もいました。

驚くことに、あれほど授業をサボっていたり、国家試験に落ちて翌年受かった言わば「やる気あるの?」組がそろって看護師を続けていました。

彼女らの気持ちとしては、一度は看護師を辞めようとしたけど、

  • 独身だから働き続けている
  • 夫の給料が低い
  • せっかくの資格を活かしたい

といったことが継続のきっかけとなっているようです。

辛い実習と国家試験を乗り越えてきた経験もあいまってか、一度は病院から離れたとしても「看護師」という職業からは簡単に離れる人はそう多くはないようです。

このように、たとえ一度看護師を辞めたとしても看護師としての資格は一生モノですし、働きたいと思える時に復帰できるのが看護師の良いところと言えるでしょう。

もしも今どうしても辛くて辞めるという結論に至ったとしても、それはそれで良いのだと思います。そして、また看護師に戻りたいと思えば戻って来れば良いのです。

肩の力を抜いて気長に考えましょう。あなたならきっと大丈夫です。

看護師を辞めたくなるのはどのような時か?

筆者もこれまでの経験の中で、何度も辞めたいと思ったことがあります。

おそらくあなたもそうだし、あなたの同僚もそうでしょう。

みな「辞めたい」という時期を乗り越えながら働いているのです。

ミスをして、患者さんや先輩・医師に怒られた

ささいなミスをしたことで患者さんから責められたり、職場の医師から必要以上に怒られることが続くと、そこで働くこと自体が嫌になってしまいます。

怒られることが日常化してしまうと、その怒った相手の顔を見るだけで萎縮してしまうこともあるでしょう。

そんなときは、今すぐにでも辞めたいと思うのではないでしょうか。

勉強が追いつかない、時間外の勉強会が多い

看護師は常に勉強に迫られる仕事でもあります。

ぼう大な知識や現場経験が必要なため、通常業務だけではない勤務時間外の勉強会などの参加も義務付けられることも多いです。

せっかくの休日なのに、友達との遊びはキャンセルばかり。

ずっと勉強ばかりでは、イヤになってしまいますよね。

夜勤が辛くて疲労の限界

総合病院勤務の場合、夜勤は避けられません。

夜勤時にはお菓子を買い込み、お肌トラブルや疲労を蓄積しながら、頑張って眠い目を擦る毎日。

少し慣れてきたころには完全に体内時計は狂い、身体の疲労が限界にきてしまうことも。

そんな時は、「もうこんな働き方は続けられない!」と思いたくなるのも当然でしょう。

パワハラや人間関係の悪化・トラブル

看護師の職場は、多くの場合非常に閉鎖的な空間で仕事をすることになります。

限られた人間関係であったり、力関係が明確に定められた職場では、いじめやパワハラも起きやすいと考えられます。

また、うわさ話や人間関係にまつわるトラブルはどこであっても絶えないでしょう。

あまりにひどく、先輩看護師やプリセプターに頼ることができない場合は、いますぐ転職を考えるべきでしょう。

家族とのすれ違い

看護師の仕事は予測不可能な事態にも都度対応しなくてはいけないため、勤務時間も不規則になりがちです。

時間が不規則になるということは、家族や恋人との時間をしっかりと確保するのが難しくなることもあるでしょう。

そこから人間関係のすれ違いや意思疎通ができなくなっていってしまうかもしれません。

大切な人を守るために、一度、自分の働き方を見直したくなるという気持ちは誰にでもあっても不思議ではありません。

看護職員の主な退職理由

少し古いものになりますが、厚労省が平成26年12月に発表した看護師職員の現状と推移では、看護師が退職する理由を下のように発表しています。

※出典:厚労省(看護職員の現状と推移)


常に「あー辞めたい」という火種は自分の中にあって、それを行動にうつすかどうかはその火を消すことができたか、燃え広がってしまったかどうかで変わるのでしょう。

あなたの現状はいかがでしょうか?

小さな火種?それとも、消火不能なくらいに広がっている?

どうしても耐えられないなら……辞めちゃう?

看護師を辞めることで得られる4つのメリット

あなたがどうしても看護師という仕事を辞めたいなら、退職することで得られることは下の4つでしょう。

メリット①:責任感・重圧からの解放

看護師を辞めることで得られるメリットとして、人の命に関わる仕事をしている責任感や重圧から解放されるでしょう。

医療の現場ではささいなミスも許されません。

そうした緊張感のなかで日々生活をするというのは、相当なストレスだったはずです。

そこから解放され、一切の責任を負わなくてよくなります。

メリット②:怒られる・責められることがなくなる

職場で日々怒られたり、先輩看護師から責められる状況にある人にとってはメリットでしょう。

一度壊れた人間関係をやり直すことは大変難しいことです。

なので、そのような大変な思いをするくらいならば、職場を変えるか辞めてしまったほうがラクというわけです。

メリット③:規則正しい生活を送ることができる

看護師を辞めることで、以前は夜勤などで不規則な生活が規則正しい生活を得ることができるでしょう。

自分のペースで働き方や時間を決めたり、休みの取り方も調整できるようになります。

規則正しい生活を送ることで、体調が整い、健康な身体を取り戻すことも期待できます。

メリット④:家族や恋人との時間を確保できる

看護師を辞めると不規則な生活ではなくなるので、大切な家族や恋人との時間を確保できるようになるでしょう。

これまでは仕事が人生の大半を占めていてしまった人でも、これからはたっぷりと大切なひとのために時間を使うことができます。

どうでしょう?かなり魅力的ですね。

失敗したり、患者さんや先輩・医師から怒られることもありません。

「仕事もろくにできないのに、勉強しないで遊んでばかりいる」なんて陰口をたたかれることもありません。

夜勤がなくなれば、体も楽になります。家族や恋人との時間も確保できます。

ストレスがなくなって規則正しい生活を送ることができれば、体調もきっとよくなるでしょう。

どんどん辞めたくなってきた?でも、少し待ってくださいね。

辞めることで得られるものはもちろんありますが、辞めたら失うものもあることを知っておかなくてはなりません。

次章で、看護師を辞めることのデメリットについて考えてみましょう。

看護師を辞める5つのデメリット

看護師としての仕事がイヤになったり、明らかに適正がないと判断した場合には、別の仕事を選ぶことになるでしょう。

今が辛い人は、「とにかく現状から抜けられるなら他のことはどうでもいい!」と思ってしまうかもしれません。

しかし、行動を起こす前に少し冷静に考えてみましょう。

看護師を辞めて、あなたはどうしようと思っていますか?「まずはしばらくのんびりする」というのもよいでしょう。

いままで忙しすぎてゆっくり出来なかったり、既に体調を崩している人はまずは次の仕事に就く前に、リセットすることが先決。

しかし、しばらくして落ち着いたあとは、どうしますか?

看護師でありながら、別の職業を選びますか?

デメリット①:他の仕事についたときに時給(月給)が下がる

男女平等社会が浸透してきたとはいえ、まだまだ女性の給与水準は低めに設定されている業界も多く存在します。

そのなかでも看護師は、一般的な男性サラリーマンと同等かそれ以上の給与がもらえる限られた職業のひとつです。

もし看護師を辞めてしまった場合、その給与水準は確実に下がってしまうことが予想されます。

もらえるお金が減るデメリットと看護師を辞めることのメリット、どちらを選ぶかに正解はありません。

ですが、あとになって後悔しない選択をすることが大切でしょう。

デメリット②:ステータスを失う

先ほどのデメリット①でも書いたように、看護師の給与や社会的ステータスは高いという印象があります。

看護師を辞めてしまうと、これらを失ってしまいます。

ですが、元看護師というステータスは残るので、それを活かして次のステップに進むことは十分可能でしょう。

自分のキャリアプランに当てはめて、いま最も良い選択とは何かを考える必要があるでしょう。

デメリット③:これまでかけてきた時間とお金が無駄になるかもしれない

一般的に認定看護師になるためには、総額で200万円以上の費用が掛かるといわれています。

さらに、試験に合格するために必死に勉強したり、つらく長い実習に耐えてきたという思いもあります。

看護師を辞めるということは、それらの費用やそれまでに得た知識をなくしてしまうことになるかもしれません。

次のステップに行くにあたって、本当にそれを捨ててまで先に行くべきかどうかはあなたが決めることです。

デメリット④:張り合いがなくなる

ハードワークな看護師を職業に選んだくらいですから、なかにはバリバリ働き続けたいという方もいるでしょう。

ですが何らかの理由で看護師をいきなり辞めてしまうと、生活に張りが無くなってしまい、一気に老け込んでしまうというケースもあります。

自分の人生に張りを持たせるものは何なのか?ということについて、じっくりと考えていきましょう。

デメリット⑤:何をしていいかわからない

衝動的に看護師を辞めてしまったひとにありがちな悩みです。

勢いでイヤなことからとりあえず逃げたものの、自分が行きたい転職先などの進路が決まっていない場合、途方にくれてしまうという看護師もいます。

いまこの場所から離れたいという気持ちはよくわかりますが、次に自分はどうしたいのか、ということを考えておく必要があるでしょう。

看護師は、まだまだ女性が多数を占める職種です。

そして、女性でありながら職業人としての一定の社会的立場(ステイタス)を有する限られた仕事でもあります。

看護師として働くのと、高校生でもできるコンビニのレジとでは、社会的な印象は随分違いますよね。

確かに看護師は責任も重いし楽しいとは言えない職業かもしれませんが、それだけ得られるものも大きいのです。

あなたがもし退職を検討しているとしたら、辞める必要があるのは「看護師」ですか?それとも「今の職場」でしょうか?

看護師が活用したいおすすめ転職サイト5選

ここからは「わたしの看護ノート」編集部が選定した、おすすめ看護師転職サイトを5つご紹介します。

各サービスは以下の3つの観点から選びました。

・サービスが持つ強みは何か?
・豊富な求人数・質は担保されているのか?
・転職活動中・後のサポートがしっかりしているのか?

そのランキング結果が以下です。

看護ノート編集部が選ぶ!看護師転職サイトBEST5

第1位:看護のお仕事
第2位:マイナビ看護師
第3位:看護roo!
第4位:医療ワーカー
第4位:ナースフル

ランキング1位:看護のお仕事
総合評価
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解説 「看護のお仕事」の最大の特徴は、入職する前からその働く場所の情報が多く手に入る、という点です。
そのため、看護師長はどんな人なのか、子育てに理解がある病院なのか、といった重要な情報を事前に手に入れることができます。
働く場所を探す上でとても役立つサイトでしょう。
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看護のお仕事

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  • 転職後に県の職員試験を受けると伝えると、相談や書類の添削まで手伝ってくれて応援してくれた。転職したら終わりではなく、その後も連絡が取れるので安心できる。(岐阜県・Yさん)
  • 無理に転職を進めるのではなく、私の看護観や今後のライフスタイルなどをしっかり踏まえた上でアドバイスしていただきました。自分の人生を見つめ直す時間を持てたことがよかったと思います。(福岡県・Mさん)
ランキング2位:マイナビ看護師
総合評価
選定のポイント
  • 最大の強みは情報収集力の高さ。最大手だからこそ得られる情報をシェアすることができる。
  • キャリアアドバイザーが自ら担当エリアの病院に足を運び、自分の目で見学をしている。看護部長や現場スタッフに直接ヒアリングをしているため、情報の信頼性が期待できる。
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ランキング3位:看護roo!(カンゴルー)
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看護roo!

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ランキング4位:医療ワーカー
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解説 「ワーカーワーカー医療ワーカ〜♪」のCMでもおなじみの看護師転職サイト「医療ワーカー」。
マイナビ看護師やナースフルなどの大手老舗サイトと比較すると新しいサイトですが、コンサルタントの親切かつ丁寧なサポートが評判となっているサービスです。
医療ワーカーでは、「オーダーメイド型」の転職サポートが取り入れられており、あなたにとって最適な転職条件を取り入れて手助けしてくれます。
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「医療ワーカー」の利用者の声を集めてみました。

  • 常勤で働いていた職場が閉院になってしまい、子供のために早く仕事を見つけなければいけなかったんです。自分でも突然のことでどんなところで働いていいのか、どんな所だと長く働けて収入も安定するのか分からなかった時に初めて医療ワーカーさんに登録してみました。担当の方から初めてお電話が来て私の希望と気持ちを全部お伝えした所、一つ一つ丁寧に応えてくれて、自分が見えてなかった部分も明確になって、自分が納得できる職場を紹介していただけました。(20代・女性・秋田県)
  • 勤務していたクリニックが閉院するに伴って医療ワーカーに登録して相談をさせていただきました。1個の科目に経験が偏っていたことと私が准看護師ということもあって希望に沿える求人がない状況でした。そこで、他科目のクリニックや病院の求人情報をいただいて色々と見させていただきました。長期に渡って対応していただいて担当の方には色々と迷惑を掛けましたが、自分にとって一番だと思える職場に巡り合うことができました。(40代・女性・愛媛県)
  • 当初は病院の常勤で勤務していましたが、結婚・出産を経て介護施設のパートとして勤務していました。収入の低下・医療処置技術の低下に不安を抱えており、医療ワーカーさんに転職を相談しました。担当者さんから、自宅近くのクリニックの常勤求人を紹介して頂き、収入面もアップでき、また注射・採血などの看護師として最低限の処置レベルも保てる環境で勤務できております!家庭環境も非常に考慮してくれる院長だったため、不安なく仕事ができています!自分で探しているとクリニックもたくさんあり、個人で情報を集めるのは大変だったので、その中から私にぴったりのクリニックをご紹介して頂けて非常に感謝しております!(30代・女性・大阪府)
ランキング5位:ナースフル
総合評価
選定のポイント
  • 転職の最大手リクルートグループが運営。
  • 好条件の求人を多く掲載。
  • 志望動機・職務経歴書の作成や年収交渉、退職のサポートなど、新しい職場に入るその日までキャリアアドバイザーがサポートしてくれる。
解説 新卒就職や転職でリクルートのサービスを利用したことがないという人のほうが珍しいでしょう。
「ナースフル」はそんな同社が提供する看護師転職支援サービスです。
特別な特徴はありませんが、認知度・信頼度で言えばナンバーワンでしょう。とりあえずここに登録しておけば間違いはありません。
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「ナースフル」の利用者の声を集めてみました。

  • ナースフルで紹介してもらったのが、救急部門を本格的に立ち上げた今の病院。活気を感じました。面接はアドバイザーに同席してもらえたので、心強かったですね。今は発展の勢いに乗り、自分も成長している実感があります。内視鏡看護に携われるのも魅力。資格取得を視野に入れています。有給消化率は100%。家族と過ごす時間や趣味のマラソンに打ち込む時間が増え、QOLもアップしました。(30代・男性・東京都)
  • ナースフルには職場を紹介してもらっただけではなく、面接にも付き添っていただいたなど、細やかな対応をしてもらい助かりました。(30代・女性・栃木県)
  • 前の職場は通勤に困難なため、新しい職場を探すことに。実は初めての転職で、自分の希望する条件が現実的なのかどうかもわからず、不安でいっぱいでした。それでナースフルに相談。正直、厳しい条件ではあったのですがいくつか紹介していただき、将来的に夜勤も行うという条件で正社員としての採用が決定。託児所もあり、私としては最高の転職先でした。(20代・女性・埼玉県)

【体験談】看護師を辞めたらどうなった?

ここからは、総合病院を退職した3人の看護師のケースを紹介していきましょう。

あなたは何を感じるでしょうか?

ケース①:第一子産休と同時に退職したMさん(30歳)

結婚と同時に退職を希望していたMさんは、子どもができるまで…との約束で退職を延期し、外来勤務を続けていました。

小児科経験もあるMさんは、とにかく子どもが大好き。

結婚したらすぐに子どもを授かりたいと思っていました。

ところがそういう人に限って、なかなか子宝に恵まれません。

26歳で結婚し、4年経ってようやくMさんは希望通り妊娠、そして無事に産休を迎えました。

定期健診以外、一度も休むことなく産休を迎えたMさんは、育休後にまた戻ってきてくれたらいいの・・・と周囲から思われるような存在でした。

若いのに視野が広く、そして誰に対しても公平で、常に落ち着いて何事にも対処します。

トラブルの対処にも長けていて、Mさんのおかげで大ごとにならずに済んだことも数えきれません。

Mさんならきっと、家事と育児との両立もできるだろうになあと、皆残念に思っていました。

そして、、Mさんは皆に祝福されて、退職していきました。

長男誕生までは4年の歳月がかかりましたが、その後すぐに長女を出産し、2人の子どもの育児に専念していました。

しかし、自分で子どもとゆっくり暮らす生活を望んだMさんでしたが、幸せなはずなのにどうも浮かない顔です。

理由は3つあります。

理由①:人の役に立っている、看護師という自分のアイデンティティを喪失してしまった。

理由②:子育てを誰にも頼めないため24時間子どもと付きっきりで、自分だけの時間がない。

理由③:これまで自分の欲しいものを自由に買ってきたけれど、自分の収入がなくなってしまった今は夫の給料を使うことに罪悪感を抱いている。

働いているときには時間がなくて、もっと子どもといられたら・・・と思うもの。

しかし、辞めたら辞めたで、生活に張りがなくなってしまう人はいるものです。

自分の存在価値を低く感じるようになることもあります。

Mさんは、2人の子どもが幼稚園に入るのを待って、クリニックでパート勤務を始めました。

自由な時間は減りましたが、充実した毎日を送れるようになりました。

ケース②:子どもの情緒不安定を理由に退職したSさん(35歳)

SさんはICUや救急外来など、救急をメインにバリバリ働いてきました。

救急畑を歩んできた人には珍しく、おっとりしていて後輩にも優しい先輩。

これまでの経験に加えてベテランの立場から、後輩指導だけでなく委員会でもコアメンバーを務めるなど、順調なキャリアを形成していきました。

しかしSさんは、次女の育児休暇明けに配属されていた呼吸器病棟で、半年も経たずに突然退職願いを出しました。

人間関係に問題なく、職場でも非常に優秀な存在として必要とされていただけに、病棟スタッフは皆、退職の知らせに驚きと戸惑いを隠せません。

これからSさん抜きでどうやって職場をまわしていけばいいのか職場は混乱しています・・・。

なぜSさんは退職することにしたのでしょうか?

Sさんは看護師の仕事が好きでした。

委員会や後輩指導は大変でしたが、それが嫌で退職したわけではありません。

次女の産休・育休期間にお母さんと思う存分一緒にいられた長女が、育休明けから情緒不安定になってしまったというのです。

とてもお利巧で聞き分けのいい長女は、お母さんが夜勤の日は、おばあちゃんの家にお泊り。

ある日、自分でお泊りの荷物をリュックサックに詰めていたとき、突然大泣きしてしまいました。

その日は何とかおばあちゃんに家まで迎えに来てもらって長女を預かってもらいましたが、そんなことが何度も続いたそうです。

それでも、長女は「いかないで」とは言いません。

「今日は、どこで寝るの?」と聞きます。

わがままを言ってはいけないと自分に言い聞かせて荷物を用意し始めるのですが、やはり寂しくて泣きだしてしまうわが子を見て、Sさんの方が耐えられなくなってしまったのです。

そしてSさんは、子どものために退職を決意しました。

本来3か月以上前に申し出ることになっている退職届をなんとか無理を言って受理してもらい、退職を決意した翌月にSさんは病院を去っていきました。

しかし、同僚は複雑でした。

結婚退職ではないから「おめでとう」でもないし、どこか別の医療機関に勤めるわけではないから「頑張って」でもありません。

「これでよかったんだよね」と声を掛けて送り出しました。

Sさんは筆者も大変お世話になった先輩で、うらやましいくらいに能力の高い人でした。だからこそ、本当に残念でした。

いつか育児がひと段落したらまた現場に戻ってきて欲しい、ああいう人ほど看護師を続けて欲しい、そう思っています。

ケース③:就職後に注意欠陥障害と診断されて退職したHさん(23歳)

大学卒業後、県外の総合病院に就職したHさん。

就職して最初の配属先は、消化器外科病棟。

食道静脈瘤破裂による吐血で緊急搬送されて入院する患者さんの対応もあれば、終末期の患者さんに寄り添うことも求められます。

Hさんは毎日必死で働いたし、勉強しました。

どこの病棟でも新人は失敗するし、何をとっても先輩のようにうまくはできないし、患者さんからも先輩からも怒られます。

しかし、いくら新人とはいっても超えてはいけない一線が看護師にはあります。

それは、生死に関わるミスです。

“ミス”の中には、もっと知識や観察力があれば早期発見に至ることができたミスもあります。

しかし、そのような高度な「観察ミス」や「判断ミス」ではなく、Hさんは単純でかつ重大な、輸液の投与方法を間違えたり医師からの指示を怠ることが続いてしまったのです。

筆者も、これまで幾度もインシデント・アクシデントレポートを書いてきました。

どれも命に関わる問題ではありませんでしたが、レポートを書いたことで大きな事故に発展させることなく済みましたし、危険予知のトレーニングになりました。

しかしHさんは、何度インシデント・アクシデントレポートを書いて反省しても、ミスを繰り返してしまいます。

実はHさんは筆者の同期でしたので、院内事故報告として何件かの事例は耳にしていました。

度重なるミスの原因として指摘されたのが、彼女の病気でした。

それは、本人すら知らなかった「注意欠陥障害(ADHD)」。

子どもで注意欠陥多動性障害(ADHD)は耳にするかと思いますが、彼女の場合は多動がないそうです。

穏やかで物静か、特別に目立ったところがない彼女でしたが、勝気な筆者よりもよほど看護師として患者さんのそばに寄り添っていることが似合いそうな人です。

それなのに、注意欠陥障害?

Hさんは何かが目に入ってしまうと、とても大事なことをしているのにすっかり忘れてしまうのだとか。

投与しなくてはならない点滴を投与し忘れたり、逆に指導されたことをすぐに忘れてしまうため、同じ間違いを犯してしまうそうです。

これまで普通に学生生活を送ってきた彼女でしたが、さすがに命に関わる重大なミスも起こしてしまい、残念ながら自主退職という形をとることになりました。

職場での指導や人間関係が問題ではなかったため、ただ「退職」しただけではなく、看護師そのものを辞める「離職」でした。

そんな状態とは知らなかった筆者が数か月ぶりに院内でHさんに会ったとき、彼女は大きな荷物を持っていました。

そして、彼女の一連の話を聞き、「今日で退職だ」と聞かされたのです。

あまり話すことのなかった同期でしたが、「最後に同期と話せて、わかってもらえる人がいてよかった」と言われました。

しかし、自分が何も彼女の力になってあげられなかったたことは、今振り返っても悔しいですね。

看護師寮に入っていた彼女は、退職後実家に戻りました。

看護師という仕事を失っただけではなく、生きる希望もこれまでの努力してきた時間も、全てを喪失してしまいました。

Hさんは非常にレアなケースではありますが、看護師が退職をする理由として適正という問題があることは事実です。

Hさんのように“適正”で離職せざるを得ない人もいる一方で、どこにでもありそうな人間関係などを理由に看護師を「あきらめて」しまう人もいます。

看護師として頑張りたいのに、頑張れない・・・そんな人もいるのに可能性を自分で潰してしまう人は、もったいなく感じてしまいますね。

3人の退職理由は、それぞれ違います。

そして、退職したことで幸せになったかというと、そう言い切れるものではありません。

あなたがもし退職したら、その後の生活をどのようにしたいと考えていますか?

看護師を辞めた経験のある先輩からのアドバイス

看護師が転職というと別の医療機関へ移る人が多いですが、Aさんはかなりレアです。

病院勤務から一般の会社員へと転職した経歴の持ち主です。

その貴重な経験から、Aさんからこれから転職を考えるみなさんにアドバイスをしてもらいましょう。

Aさんは新人のときにS総合病院の呼吸器内科病棟に配属され、そこで7年間勤めました。

同期が異動や退職をしていく中、Aさんは異動することもなく職場のスタッフともうまくやっていました。

しかし、日勤深夜だけではなく準夜日勤もあるその病院は休みが少なく、30代を目前にして体が辛くなっていました。

休みの日は寝ていることが多くなりました。

しかし、それでも疲れは取れません。

また、総合病院の急性期病棟は、患者さんが長く入院することはありません。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)など治ることのない病気でも、急性増悪の時期を過ぎればまた退院していきます。

病棟勤務は患者さんとゆっくり向き合うこともできず、「次に会うときは増悪したとき」の繰り返し。

そこで彼女は自身のキャリアを考えるようになりました。

・呼吸器科勤務7年の経験を活かしたい
・患者さんに寄り添った看護をしたい
・規則正しい生活で、健康を大切にしたい

このように考えたAさんは持ち前の人懐っこさもあり、ある仕事に転職します。

それは、病棟に出入りしていた在宅酸素の会社です。

この仕事では入院中に新規導入する場合、在宅酸素の業者が病棟に来て患者さんとやり取りし、退院後に酸素濃縮器の設置や携帯酸素ボンベの補充などを行います。

病棟勤務と違い、患者さんが退院しても長いお付き合いをすることになります。

彼女は退職してそこの会社の社員となり、在宅での患者さんの生活を支えることになったのです。

もちろん、これまでの看護師としての知識がフルに生かされますので、ただ酸素を補充したりトラブルに対応するだけではありません。

日ごろのセルフコントロールの指導など、これまで病棟看護をしていたときには十分にできなかった関わりを持つことができるようになりました。

たしかに給料は下がりました。

しかし、基本的には夜間の呼び出しの対応は他の部署が担当するため、自分は日中の仕事だけで済み、慢性的に疲労を感じていたAさんの体調はすっかり良くなりました。

そして患者さんに寄り添うという、これまでやりたかったことが実現しました。

もともと人付き合いが好きなAさんは、現在の在宅酸素の会社と元の職場との橋渡しにもなっています。

看護師の免許は無くなることはありません。

白衣を着ていなくても、病院勤務をしていなくても、看護師として会社員生活を送るAさんは非常に稀有な存在です。

急性期病棟で働き続けることができなくても看護師として働くことはできるし、会社員になってもこれまでの知識とスキルは自分の財産になっています。

本当は何度も病棟勤務を辞めようかなと思ったことはあったそうですが、やりたことがはっきりしてから辞めてよかったと言います。

そうでないと、何のために辞めたのかわからず、今後どのようにキャリアを作り上げていったらよいかわからなかっただろうと。

Aさんは、転職を考えている人に対するアドバイスとして

どうしても辞めるなら、本当に大変なときを乗り越えてからした方がいいですね。」と言います。

辛いことを乗り越えたという経験が自分の自信と財産になりますし、何より転職を「逃げ」に使わずにすむからです。

看護師が転職というと、勤務先を変えることを思い浮かべるかと思います。

しかし、Aさんのように職種そのものを変える転職もアリですね。

さいごに

看護の仕事は、医療の現場とは限りません。

もしあなたが看護師に向いていないと思っても、それは今いる病院(病棟)だけかもしれません。

あなたができること、あなたにピッタリな仕事はどこかにあるはずです。

しかし、楽そうな職場を探すだけではただ転職を繰り返すだけ。

易な転職・退職ではなく、自分は現状の何に対して不満を抱いていて、それをどんな職場・条件なら解消できるか考えてから転職すべきでしょう。

あなたの悩みは給与面だけではないはず。今の辛い状況から逃げ出すことが本当に正しいことなのか。

果たして今後のキャリアにどのような影響が出るのか分からない。

そのようなことがネックとなり、次の行動になかなか移せないという方も多いのではないでしょうか。

・今の職場で頑張る
・転職して、看護師として働き続ける
・看護師を辞める

どの道も決して間違いではありません。あなたの人生だからです。

ですが、自分一人では分からないことも多いでしょう。

もし道に迷ってしまったら、一人で悩まず同僚や先輩、転職エージェントに相談してみてください。

きっとあなたの力になれるはずです。

ABOUT ME
まさ
まさ
看護師18年目の30代女性です。 看護学校卒業後、公立の総合病院の脳外科・呼吸器内科病棟に勤めるが体調を崩し、4年目で外来に異動。10年目に個人病院の外来勤務へ転職し、現在は週3日勤務のパート勤務にダウンシフトし、なんとか看護師としてのキャリアを継続中。 持病ありながらも、マラソン・ロードバイク・バドミントンを趣味で続けています。